2.社会起業家への支援・連携を考える人のための視察・研修
ソーシャルビジネスや社会起業家と言われても、分かるような分からないような・・と思う方もまだまだ多いのかもしれません。また、「NPOとの協働」と言われるようになったけれど、NPOと営利企業ではどこに違いがあるのか分からないという行政職員の方もいらっしゃるかもしれません。
ソーシャルビジネスを知るためには、実際の活動の場所や活動の様子を見ることが効果的です。また、団体によっては、非営利団体・営利企業・行政が効果的に連携を行なうためのノウハウを、実例をもとに解説する研修プログラムも用意されています。
下記に、目的別の視察&研修のモデルメニューをご紹介します。
新しい活動をはじめるとき、今おこなっている活動に行き詰まりを感じた時、他で行なっている団体の活動の現場に赴き、実際の活動の場所や活動の様子を見ることはとても効果的です。
NPO等との協働や、連携事業を考えている行政や企業の方にとっても、現地で実際に団体の活動をみて、その空気感を感じることが、よりよい協働や連携の行い方を理解するうえで、また、パートナーとなる団体を探すうえでの第一歩になるのではないでしょうか。
やまなしコミュニティビジネス推進行議会では、非営利団体・企業・行政が効果的に連携を行なうためのノウハウを実例から学ぶ視察&研修プログラムを提供することができます。プログラムは、日程に応じて、下記のように活動視察、レクチャー、ワークショップを組み合わせて実施します。
<日帰りコースのプログラム例>
[活動視察]NPO法人ちびっこはうす ⇒ [レクチャー]行政、企業を巻き込んだソーシャルビジネスのつくりかた
<1泊2日コースのプログラム例>
(1日目) [レクチャー]地域を活性化するソーシャルビジネスとは ⇒ [活動視察]NPO法人スペースふう ⇒ [活動視察]NPO法人南アルプスファームフィールドトリップ ⇒ 交流会
(2日目) [活動視察]NPO法人えがおつなげて視察 ⇒ [ワークショップ]連携による新しいソーシャルビジネスのアイデアを出すワークショップ
例えば、上記した団体では、以下のような活動やフィールドを視察することができます。
NPO法人子育て支援センターちびっこはうす ⇒ 県産材で建てられた「ちびっこはうす保育園」や指定管理施設「韮崎市子育て支援センター」での活動視察
NPO法人スペースふう ⇒ リユース食器レンタルの活動現場視察
NPO法人えがおつなげて⇒ 限界集落の農場見学と都市と農村のつなぎ方の紹介
NPO法人南アルプスファームフィールドトリップ ⇒ 農場と加工施設の見学と地域雇用創造の仕方を紹介